ワーキングホリデーや留学、海外移住でパースに行くことを決めたら、まず必要なものは間違いなく住む場所です。
ということで、今回はどうやってパースで住む場所を探せばいいかについて、私なりに書いていきたいと思います。
結論
住む場所 | 料金の相場 | 見つけ方(一例) |
ホームステイ |
$220-$300/週 |
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エクスチェンジ | 登録料:$30 / 年, €20 / 2年 など | |
オーペア/デミペア |
ー |
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バックパッカーズ | $25〜40/泊 |
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シェアハウス | $100〜$250/週 (家賃のみ or 光熱費込み) |
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家を借りる | $200(家賃のみ)/週〜 | |
家を買う | $120,000(アパート)〜 |
住む場所の種類と探す方法
住む場所は、短期滞在か長期滞在かによって変わってきます。
それぞれの立場で、どんな候補があるのかまとめてみました。
短期滞在 (ワーキングホリデー、留学など) |
長期滞在 (移住など) |
ホームステイ エクスチェンジ オーペア/デミペア バックパッカーズ シェアハウス 家を借りる |
家を借りる 家を買う |
ふむふむ…いくつか見慣れない言葉がありますね。一つずつ説明していきます。
ホームステイ(Homestay)
ホストファミリーの一員となって、現地の生活を経験する事ができます。1人部屋と平日2食、週末3食の食事が付いていている事が一般的だと思います。
私は7年前にニュージーランドでホームステイを経験して、今でもホストファミリーとは交流しています。
メリット
- ローカルの文化を体験できる
- いつでもホストファミリーに相談できる
- 食事付きなので勉強に集中できる
デメリット
- 料金が高い
- 居心地や料理などがホストファミリーに左右される
万が一ホストファミリーと合わなかった場合は、変えて貰える場合が多いと思うので、エージェントに問い合わせてみましょう。
エクスチェンジ(Exchange)
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労働をする代わりに、食事と住居を提供して貰います。求められる労働は、ホストによりますが、バックパッカーズの清掃や、家の手伝い、農場や農園の手伝いなどがあります。
私は主にHelp Xというサイト(有料)でエクスチェンジをしながら、ニュージーランド、カナダ、オーストラリアと旅をしました。
メリット
- 英語環境
- タダでローカルの文化が学べる
デメリット
- エクスチェンジ先のオーナーと合う合わないがある
- エクスチェンジの交渉から全て英語でやり取りしなければいけない
怪しいオーナー(距離がやたらと近い)も居たので、私は高評価のレビューが付いているオーナーを選んでエクスチェンジを申し込んでいました。オーナーのレビューはしっかりとチェックしましょう。
オーペア (Au Pair)/ デミペア(Demi Pair)
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- エクスチェンジの一部になると思うのですが、オーペア、デミペアという言葉をたまに耳にします。
実際にやった事がないので詳しくはないのですが、働いている両親の代わりに住込みでベビーシッター+家事の手伝いをするというエクスチェンジです。家事以外にも学校への送り迎えも含まれる事がよくある様です。基本的にお金は発生しないようですが、たまにお小遣いのある募集を見かけます。
オーペアはフルタイム、デミペアはハーフタイムでのお仕事なので、デミペアの場合は空いた時間に仕事をしたり、学校へ行ったりする事はできると思います。
メリット
- 現地のお子さんなので英語環境
- お金を払わずにホームステイの様な環境を体験できる
デメリット
- 子供を預かるため、大きな責任が発生する
- 特にオーペアは自分の時間を都合する事が難しい
- 躾など、両親の方針に従わなくてはいけない
- たまに、Mixiのパース&西オーストラリアコミュニティサイトの”求人/求職情報欄”で募集を見かけます。
- また私は使ったことは無いのですが、aupairnetworkというサイトを見つけました。
バックパッカーズ(Backpackers)

略してバッパー。ホステルやゲストハウスとも言います。
個室があるところもありますが、基本的に、1部屋を数人〜大勢で相部屋として使います。
キッチン、ラウンジ、トイレ、シャワーは基本的に共有なので、他の宿泊者と交流するチャンスは多くなります。
食事は外食か、キッチン用品が揃っているので自炊が出来ます。簡単な調味料が置いてある場所も良く見かけます。
アメニティ(シャンプー、リンス、歯ブラシ、タオルなど)は各自で用意しないといけません。
また、予約する時に、ドミトリー(Dormitory)、ドーム(Dorm)、シェアードルーム(Shared Room)、どのルームタイプにするか聞かれますが、こはどれも相部屋という意味です。
バックパッカーズに似たもので、YHA(Youth Hostel Australia) というユースホステルのオーストラリア版があります。ちょっと上質なバックパッカーズという感じでハズレが少ないと思うので、良く利用していました。
メリット
- 安い
- ぷらっと宿泊できる
- 色々な国籍の人達と交流が出来る
- 英語環境
- 旅の情報交換がしやすい
デメリット
- 最小限のプライバシー
- 貴重品の盗難に気をつけなければならない
- アメニティが無い
- Google で “Backpackers”を検索!
シェアハウス(Shared house)
一軒家やアパートを何人かと共同で住む方法です。部屋やルールはそれぞれの場所によって様々です。
借りる前に、必ず自分の目で家を確認しましょう。募集要項で見た写真と、びっくりするぐらい違う!という事がありますし、オーナーやシェアメイトの雰囲気も直接会って確かめたいですよね。
またこの時、オーナーに直接質問することはとても重要です。
家賃に何(水道光熱費や日用品)が含まれているのか、最低居住期間、家のルール、退去時はどのくらい前までに連絡が必要か、家電やキッチン用品など使えるのか、などなど。
家賃やボンド、デポジットを払ったかどうか揉める可能性も十分にあるので、支払い毎に領収書やサインを貰うなどし、トラブルが起こらないような工夫をしましょう。家賃を振込めば。記録が残るので便利です。
入居を決めたら、引っ越し当日に、出来ればオーナー立ち会いのもと、すでにある部屋の傷や破損箇所の写真を撮っておくことをオススメします。証拠を残しておく事で、退去時に揉めにくくなると思います。
メリット
- 安い
- バックパッカーズよりプライバシーがある
- シェアメイトと交流できる
- 似たような境遇のシェアメイトと出会える確率が高い
- 基本的、既に必要なもの(家具、家電など)が揃っている
デメリット
- ルールが厳しい、もしくはルールが曖昧
- 人間関係が生まれる(シェアメイト同士間でのトラブル)
- 最低居住期間のしばりがある事が多い
家を借りる
ある程度の収入があるのなら1人や家族で、もしくはカップルや友達同士で家を借りるという方法もあります。
家賃も$200位からと意外とお手頃なところからあるので、複数人で借りられればシェアハウスと同じ値段か、それよりも安く借りられる可能性も出て来ます。
家を借りる場合は、不動産屋(Real Estate Agent)に、支払い能力はあるか、過去の家賃支払いに問題はなかったのかなどが確認されます。
また、その申告した情報が本当かどうかも、直接職場や元オーナーに確かめられます。
条件のいい物件はすぐに無くなってしまうので、見つけたらすぐに不動産屋へ連絡を入れましょう。
日本と違い、退去する際は、借主自ら大掃除をするか、もしくはクリーニング業者に頼み、借家を元の綺麗な状態に戻す必要があります。
家を探しはDomainのAppが凄く使いやすいのでオススメです。
メリット
- 条件次第でシェアハウスよりも安く抑えられる
- 自分ルールで暮らせる
- プライバシーが確保される
デメリット
- 借りるまでの手続きが大変
- 契約中は退去できない ※私のアパートは6ヶ月更新
- 家具を揃えなければいけない事が多い
- 好きにリフォームができない
- 資産にならない
- 光熱費なども自分で支払い等しなければいけない
- 数ヶ月に一回、不動産屋さんが家の確認(インスペクション(Inspection))に来る
家を買う
パースに自分の家が持てたらな…。
と、いつも考えている私には、まだ未知の領域なので詳しくはわかりません。
最近家を買った知り合い曰く、”銀行でローンが通れさえすれば、あとは不動産屋の言う通りに書類にサインした瞬間に家が自分のものになる。”とのことです。
パースでは、2017年くらいを界に家の値段が安くなっているので、昔よりも買いやすくなっていると思います。
メリット
- 資産が残る
- リフォームし放題
- ローンさえ支払い終えれば、老後も安心
デメリット
- 高い買い物となる
- 土地や家にかかる税金の支払い
- メンテナンスにお金がかかる
- 気軽に引っ越せない
最後に
今回は、私や友人の経験を基にパースの住むところについて書いてみました。
思った以上に色々な選択肢があったと思います。
いくつか経験してみて、自分にあった居心地のいい場所を見つけてみて下さい。
また、誤字脱字、内容等おかしなところがありましたら、お問合せ欄よりご連絡お願いいたします。